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2025.05.26

NR-Power Lab株式会社は、展示会【Interop Tokyo 2025】に出展いたします。ご来場お待ちしております!

 

NR-Power Lab株式会社は、2025年6月11日(水)から6月13日(金)まで幕張メッセで開催されるInterop Tokyo 2025に参加いたします。
当社出資元である、株式会社リコーの出展と隣接での出展となります。

 

“IoTで地域エネルギーも「見える」時代へ!脱炭素/GXデータ活用で生まれる新しい価値とサービス”と題し、今年度は、以下内容の展示を行います。[ 文字数制限のある公式サイトの NR-Power Lab株式会社 出展社ページ  より詳述しております。 ]
皆様のご来場をお待ちしております。

 

会場  幕張メッセ 国際展示場7・8ホール
開催期間  2025年 6月11日(水) 〜 13日(金)
 10:00-18:00 ※13日(金)のみ17:00まで
小間番号  7W08

 

 

◆ 展示の見どころ・概要 ◆
日本ガイシとリコーの共同出資の合弁会社「NR-Power Lab株式会社」(エヌアールパワーラボ)は、2023年02年の設立以来、日々進化しています。

 

日本ガイシが保有する大容量NAS電池等の蓄電池制御技術とリコーが保有するIoT/ネットワーク/セキュリティ技術を組み合わせ、カーボンニュートラル達成に不可欠な再エネ普及のためのサービスの開発を推進中です。

 

両出資会社を含む様々なパートナー連携で「VPPサービス(仮想発電所)」「GXデータ活用サービス」群の事業開発を行っています。Interop Tokyo 2025では、後者の「GXデータ活用サービス」を中心に、隣に出展するリコーとのコラボ展示も含む、事業開発の全体概観の説明、個々のサービスと実証事例、それらを構成するハードウェアやAIエンジン、関連業界団体への貢献、等を紹介致します。

 

1. 【展示概観】エネルギーリソースIoTで実現するERABサービス

 

NR-Power Labが取り組んでいる事業開発対象は、概念化すると「ERAB(エネルギー・リソース・アグリゲーション・ビジネス)」である、と言えます。
再エネの普及や電力事業分野の市場開放によって生まれた新たな事業領域です。エネルギーリソースという、物理的サイズが比較的大きな装置をインターネットに接続する、少々毛色の変わったIoTと言えます。メインの展示パネルでは、その全体感を説明しています。

 

2. 【実証事例紹介①②③+実践デモ】「GXデータ活用サービス」

 

自治体/地域新電力会社を中心に、脱炭素/GX~環境価値活用の実証を行っています。
エネルギー地産地消~地域脱炭素の見える化、それらの学校教育や自治体イベント向けサイネージコンテンツへの展開をご活用いただき、地域における脱炭素の意識醸成、キッカケづくり等の支援サービスを構想中です。また、見える化で集まったエネルギーリソースのデータを用いて、環境価値のクレジット化/削減実績認定によるグリーンインセンティブに活用する実証にも取り組んでいます。

 

事例①: エネルギー地産地消の自治体サイネージ(実証先:かづのパワー/鹿角市) <関連リンク
事例②: エネルギー地産地消の地域教育コンテンツ(実証先:おきたま新電力/長井市) <関連リンク
事例③: 再エネ自家消費データを環境クレジット化して活用(実証先:恵那電力/恵那市) <関連リンク

 

これらのソリューションは、地域企業がクレジットでカーボンオフセットした商材をふるさと納税返礼品として供給して域内の環境価値と経済価値の循環に貢献したり、自治体内で開催されるイベントやコンサートにおける脱炭素への取組み/PRなどに採用されるなど、活用の幅が広がっています。
展示では、隣接ブースのリコーが提供する「リコーデジタルサイネージ」を活用し、クラウドベースのサイネージコンテンツ配信を実施する予定です。

 

また、データ活用については、“隗より始めよ” 自社出展ブースでのデモや、テストサービスとしてInterop会場の脱炭素への貢献をするなど、積極的に実践を行っております。展示では、以下2つのリアルタイムデモを行う予定です。

 

自社実践[ブースデモ]:
展示に使われる電力を環境クレジット活用でオフセットし、再エネ電力100%出展を実施します。環境クレジットは他社で創られたものですが、それらの脱炭素活動への投資に対して購入資金を通じて間接的にグリーン市場に貢献する事になります。

 

Interop会場向けテストサービス実践[NOCデモ]:
会場ネットワークShowNet のNOC:ネットワーク・オペレーション・センターの居室電力計測し、自社実践と同様に再エネ由来の環境クレジットによるオフセットをする事で、会場ネットワークの監視室を再エネ電力100%で運用したという実績の認定取得を行うという仮想的なワンストップ役務代行サービスを試行し、会場の脱炭素運用に貢献します。

 

3. 【試作デモ】蓄電池設置効果シミュレータのご紹介

 

再エネ普及、GX/脱炭素のため、蓄電池は無くてはならないキーとなる装置です。
NR-Power Labは蓄電池導入検討をご支援するサービス開発により蓄電池普及に貢献します。そのうちのひとつが、このシミュレータになります。
高精度なデータ分析に基づき、太陽光発電と蓄電池の導入による需要家の経済的メリットを可視化します。シミュレーション結果は数値だけでなく、視覚的に理解しやすいグラフとして出力が可能です。
公の場で初公開となるデモンストレーションです。是非ブースにて体感下さい。

 

4. 【参考リーフレット】Green×Digitalコンソーシアムパワードバイアールイー認定委員会などの活動を通じた市場創生への貢献

 

エネルギーリソースが生み出す環境価値、という新しい市場の立上げには社会実装のためのガイドライン・ルールの整備が欠かせません。NR-Power Labでは、CTOの東 義一を中心に、両出資元、日本ガイシ、リコーと共に各種実証の成果をベースとした社会実装への貢献などと併せて、これらの団体のワーキンググループ活動や組織運営に参画しています。

参考情報として、2つの団体の紹介リーフレット(紙・電子)を配布させていただいています。

 

5. 【参考リーフレット】蓄電池制御最適化AI「ENES」/株式会社Sassor、OpenBlocks IoTシリーズ/ぷらっとホーム株式会社

 

ERABの開発は、当然ながら NR-Power Lab 単体で出来るものではありません。両出資元の日本ガイシ、リコーはもちろん、その他ハードウェア・ベンダーやサービス・ベンダーと協業しながら進めています。

 

今回の参考出展として、「VPPサービス(仮想発電所)」の“頭脳”として採用しているAIエンジンや、エネルギーリソースをインターネットに接続するのに活用するIoT Gateway などのリーフレット(紙・電子)を配布させていただいています。

 

〈リンク〉

● NR-Power Lab株式会社 出展社ページ

 

● Interop Tokyo 2025 公式サイト

 

● Interop Tokyo 2025 Shownet Contributor 参加企業一覧

 


 

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